おいしいばあばが行く! 〜茨城 米編〜

行って来ました 茨城へ

米の花。1つの花が開いているのは、ほんの2時間ほど。

2003年の夏は、涼しかったですね。都会で過ごす人間にとっては助かりましたけれど、生産者の方たちは気が気でない夏だったのではないでしょうか。

果物たちも時期がずれ、お客様に随分ご心配をお掛けしました。

次はお米、お客様からの「どうなってるの?」「大丈夫?」という問い合わせに押され、平成15年7月29日、茨城県内の米の生産者の方たちを訪ねました。

まずは合鴨米・ミルキークイーンでおなじみのWさんです。Wさんは合鴨農法や新品種のミルキークイーンをいち早く取り入れ、地元では先駆者として知られる人です。

基本的に農薬は使用したくありません。合鴨米はもちろん農薬は一切使用していませんし、ミルキークイーンも植え付けのときに除草剤を1回使用するのみ。あとは全く使いません。

肥料も有機肥料のみです。

消費者から『おいしかった』という声が聞こえてくるときが一番うれしいですね。

労力を考えたら、割が合わないと思うけれど、それでこれから育つ子どもたちが『おじさんのお米おいしいなあ』と食べてくれ、安心して食べさせることができるならがんばろう、と。」 生産者からの心に残った言葉です。

合鴨農法とは、田んぼに合鴨のヒナを放し、ヒナに雑草の種や芽、ウンカやヨコバイなどの害虫をを食べさせることで、除草・防虫の役割をさせ、ヒナのフンは肥料になり、ヒナが稲のそばを泳いだりくちばしでつついて水をかき混ぜ空気を入れる、刺激により稲の根がしっかりし、茎が太くなる、など、一石二鳥以上の働きをさせる方法です。

左の写真をご覧ください。株と株の間がとても広いのがお分かりいただけますか?

鴨が泳げるように30cmずつ、あけてあります。また、水も通常の栽培法よりも大分深いです。このため、根の部分までしっかりと日光が入り、水圧に負けないように1本1本の茎は太く、たくましく育ちます。

最近『生き物を利用して農薬を使用せずに稲作する方法』として、合鴨米がたびたびマスコミにも取り上げられ、全国的にも試みる人が増えています。「合鴨米」として消費者にも名前が知れてきて、特に今年は大変な人気でした。
(9月4日を持ちまして平成14年度産合鴨米は売り切れました。ありがとうございました。新米まではもう少しお待ちください。)

鴨の仲間は、『卵から孵ったときに最初に目にした動くもの』だと思い込む「刷り込み」という習性があります。

ここにいるヒナたちは、この習性のためにWさんを親だと思っており、Wさんの「来−い来い」という呼びかけに応じて、田んぼのあちこちからにぎやかに鳴きながら集まってきます。

田植えから約2ヶ月経って大きさは成鳥と変わらないくらいに育っていますが、全体の様子がなんとなくあどけない。

その様子がなんともかわいらしく、Wさんも

「いままでいろいろ動物を飼ったけれど、こんなにかわいかったのはいないなあ。こちらを信頼しきってるもの。

だから稲が育って穂が出ると、田んぼではお役ごめんだが、そのあとの鴨達の行き場に困ってね。

肉として出荷、2次的に収入にするっていう話も聞くんだけれど、私のことを親だと思ってるのに、私にはそれはできないなあ。」

・・・ではこんなにたくさん、飼い続けるんですか?

「飼いたいっていう人を探すんだよ。結構いるもんだよ、学校とか。でも毎年のことで、もうそろそろ近くの人はみんな飼ってるからねえ。 (苦笑)」

鴨をかわいがってくださる方、またはお知り合いにそのような方がいらっしゃいましたらおいしいばあばまでご一報ください。 (食べないでね)

 

次に有機肥料を開発・販売され、農業指導員としても活躍されている さんのお宅にお邪魔して、稲について詳しく説明していただき、その案内でほかの生産者さんの田んぼを回りました。

Kさんの田んぼに案内していただくと、足元からなにかが飛び出し、そこここで田んぼに「ぽちゃん」。かえるです。本当にたくさんのかえる、体長約4cm、緑や褐色にしましま模様。トウキョウダルマガエルでしょうか。

両生類は農薬の影響を受けやすいという話を聞いたことがあります。

また、畦や農業用水路をコンクリートで固めた所も増えているため、吸盤を持ち、林の周辺に住むアマガエルは健在でも、田んぼを中心に生活することの多いトノサマガエルやアカガエル、トウキョウダルマガエルは激減しているとも。

ここではまだまだ健在です。

田んぼの中にぽつりぽつりと農家が点在しています。米のほかには自家用の畑を耕作し、時には仕掛けを使ってドジョウを獲る。昔ながらの日本の農村の生活がここにありました。

 

余談ですが、同行した小学校4年生の娘に、「バケツで稲が育つって知ってる?」と、Iさん。(JA全中バケツ稲ネットワークForきっずのページへ) Kさんの田んぼから、やおら1株の稲を取り上げると、トロ箱に畑の土と水を入れ、小さな田んぼを作ってくださいました。茨城から直接帰宅しなかったため、稲はその後数日間車中の過酷な環境下にありましたが、無事根付き、9月18日現在我が家のベランダで重そうに稲穂をたれています。

 

 

皆さんご高齢にもかかわらず、お元気で農作業をなさっています。右の写真は、齢80歳を超えてなおも現役、農作業中のOさんと2代目おいしいばあば。Oさんはとても笑顔の優しい方です。

化学肥料はもう 20年以上使ってないです。有機の肥料は、稲にやるんじゃなくて土にやるんですよ。だんだん土がよくなってきて、今は肥料もほんの少しでいいし、稲が丈夫に育つから農薬も最小限、あとは手作業で。」とOさん。

照りつける日差しの中、稲にうずもれるようにして作業を黙々とこなす生産者の方たちの姿に接し、おいしいばあばとしても、お米の消費拡大に一役を担いたい気持ちが強くなりました。

まずは情報から。米についてお聞きになりたいことがあればお気軽にお問い合わせください。わかる限りお答えし、わからないことは調べてお返事します。

生産者の方にお会いした際、「有機でしっかり土を作ってると、年々稲が丈夫になってくるのがわかります。茎がしっかりして少々のことではへこたれない。今年だって大丈夫、少し遅れるかもしれないけど、収穫は問題ないですよ」と、頼もしい言葉が出ました。

ありがとうございます。頼りにしています!!


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